冬のクラシック音楽といえば!?冬になると耳にするピアノ曲5選を徹底解説!

クリスマス、年末年始、バレンタイン…。楽しいイベントが盛り沢山の冬、街中やテレビ番組などでよく聞くクラシックの名曲たち。

 

そんな冬のクラシック音楽を、今回はピアノ曲から名曲だけを厳選して5曲作品解説!あなたの知ってるあの曲のタイトルは?
クラシック <出典:labaq.com>

冬といえばチャイコフスキー!誰もが聞いた事のある冬の定番曲

まずご紹介したいのが、チャイコフスキーの名曲「くるみ割り人形」です。こちらは言わずと知れた、バレエの名曲。主人公の少女クララが、クリスマスパーティーで貰ったくるみ割り人形。

夜中に目を覚ましたクララは、その人形が鼠の大群と戦っているのを目撃してしまいます。

 

そこでクララは、鼠の王にスリッパを投げて人形を助けます。そして王子の姿になったくるみ割り人形は、クララをお菓子の国へ招待し楽しい時間を過ごします。

 

そんな心温まるストーリーにピッタリのこの楽曲は、1892年3月のチャイコフスキーの演奏会において、同年12月のバレエ初演に先駆けて発表されました。100年以上が経った今でも、世界中で「冬の定番」として愛され続けているのは、そのファンタジー溢れる曲調に誰もが心を温められるからではないでしょうか。

 


バッハから坂本龍一まで!まだまだある「クリスマス」の名曲


次にご紹介するのが、バッハの「主よ、人の望みよ喜びよ」です。こちらはタイトルだけではピンと来ない方も多いかもしれませんが、実際に聴いてみると「あ~これね!」と頷けるはず!

この楽曲は、先に紹介したくるみ割り人形よりも更に200年近く前、1723年にバッハが主の母マリア訪問の祝日のために作曲したと言われる教会カンカータです。

 

ちなみにカンカータとはオーケストラ伴奏付きの声楽曲で、宗教的な題材を扱った場合「教会カンカータ」と呼ばれます。

 

本来クリスマスソングではないものの、カンカータから曲として独立してからはクリスマスの定番曲となり、今ではピアノ演奏の名曲として、誰もが聞いた事のある楽曲になりましたね!

 

そして次にご紹介したいのは、坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」です。

こちらも聞いた事の無い方は居ないのでは!?1983年に公開された同タイトル映画のテーマ曲。

 

第二次世界大戦中のクリスマスを描いたストーリーにマッチした切なく印象的なメロディーラインは、一度聴いたら忘れられないほど、人間の心に真っ正面から突き刺さるメッセージ性の強い名曲となりました。

 


冬といえば、寒さを忘れる温かい曲?それとも寒さを象徴する切ない曲?

冬といえばクリスマスだけじゃない!年末年始のおめでたい雰囲気にピッタリの名曲をご紹介しましょう。

 

そう、ベートーヴェンの「交響曲第九番第四楽章」、いわゆる「歓喜の歌」です。ロンドンのフィルハーモニー協会からの依頼を受けて1824年に完成したこの曲も、誰もが聞いた事のある名曲ですよね。

しかし何故、年末になると第九が流れるのかご存知ですか?実は答えは単純。

 

「年末のコンサートの書き入れ時、第九を演奏すると儲かるから。」なんです!太平洋戦争の敗戦後、1947年末に日本交響楽団(現NHK交響楽団)がコンサートで第九を演奏し、財政難の中で集客に成功。

 

それを真似て他の楽団も、年末に第九を演奏する様になったそうです。つまり、「年末に第九」は日本だけ!これは意外な事実ですよね。

さて、最後にご紹介したいのは、今までの楽曲とは一味違う、冬の「隠れた名曲」。

 

シベリウスの「樅の木」です。第一次世界大戦中の1914年に書かれた、原題「ピアノのための5つの小品」という組曲の最後の曲ですね。フィンランド出身のシベリウスが、寒い寒い冬に耐えている樅の木を題材に書いた作品。

アレンジによっては温かくも切なくもなる名曲です。

 

真冬にゆっくりクラシック。あなたなら何を聴く!?

冬のクラシック音楽の名曲たち、いかがでしたか。今回取り上げたのは、冬の名曲の中でもほんの一部。まだまだ世界には、冬に聴きたいホッと心の温まるクラシック音楽が沢山あります!

 

街中のイルミネーションの輝きに勝るとも劣らない、温かみのある楽曲たち。是非、自分のお気に入りの楽曲を見つけてみては?

 

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