『トラベリング・オーガスト2015 in 東京オペラシティ』レポート!

オーガスト好きなら行かずにいられない

今回は2015年の8/22~23に東京オペラシティコンサートホールで行われたオーケストラコンサートです。『トラベリング・オーガスト2015 オーケストラ・コンサート in 東京オペラシティ』はかつての名作から最近の作品まで、オーガスト音楽制作チームActive Planetsの楽曲を思う存分楽しめます。特にドレスコードも無いため、服装に気を使うことがないオーケストラコンサートでもあります。



トラベリング・オーガスト2015
<出典:www.side-connection.com>




またグッズなどそこでしか買えないものもあり、オーガスト好きなら行かずにいられないイベントのひとつになっています。演奏時にはスクリーンにキャラクターやシーンが映し出され、オーケストラを聞きながら作品世界に入っていくことができます。

2013年に第1回目が行われ、今回2015は2回目の開催となります。3回目は2017年・・・?1回目も2回目の8月の開催となっていますので、次回もまた8月の可能性がありますね。







どんな曲が演奏されましたか?


”夜明け前より瑠璃色な”からは、”深青Philosophy""や”未来パレット”が、""FORTUNE ARTERIAL""からは、""MEGUMI ありがとう""や”ひとしずく”など、”大図書館の羊飼い”や”穢翼のユースティア”などオーガスト好きにはたまらない名曲が演奏されました。

楽曲はオーケストラ用に少しアレンジされてあり、かつての名曲をさらに壮大にアレンジされていたり、色んな曲を駆け抜けたりと様々な表情を見せてくれるコンサートになっていました。

公演名の“トラベリング”からも分かるように、本公演は演奏される楽曲を通して、オーガスト歴代作品の世界を再び旅して回るかのような演出や構成がとても素晴らしく今までの作品たちの名シーンなどがファンの方は鮮明に蘇ったのではないでしょうか?





最初の演奏は『夜明け前より瑠璃色な(よあけな)』

『夜明け前より瑠璃色な(よあけな)』は地球人の少年・朝霧達哉と、月のスフィア王国のプリンセス・フィーナのラブストーリーです。


夜明け前より瑠璃色な
<出典:games.gaym.jp>




ステージでは作品名にも含まれている瑠璃色をイメージした青いライトアップで幻想的な雰囲気の中、演奏は進みフィーナルートのラストを飾る「Cavatina/天海の鼓動~オルビス・ラクテウス~」でクライマックスへと向かいます。


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<出典:http://gs.dengeki.com/>





そして締めくくりは本作のサウンドトラック「Terra Passport」に収録されている「未来パレット」
曲名の通り、まだ見ぬ未来は様々な色に色づいて、彼らの物語は色褪せることなくまだまだ続いていくんだなぁと、しみじみ思える演目でした。






次なる楽曲は『FORTUNE ARTERIAL』

お次は『FORTUNE ARTERIAL』。原作は豪奢な名門校・修智館学院に転入した支倉孝平と、そこで彼が出会う、吸血鬼であることを隠して学院生活を送る生徒会副会長・千堂瑛里華が紡ぐ学園ラブストーリー。


FORTUNE ARTERIAL
<出典:www.amazon.co.jp>




二人の境遇の違いからの葛藤や苦悩などを乗り越えていき、二人にとって最善の未来を描いていく、そして不自由でままならない生を送る瑛里華のため、孝平がある大きな決断をするクライマックスに向けての展開が演奏とともに蘇ってきます。



楽曲は「It’s my precious time!」、「扉ひらいて、ふたり未来へ」から始まりました。


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<出典:http://gs.dengeki.com/>




原曲は両曲ともにアップテンポナンバーですのでオーケストラアレンジだとどのようになるのかがとても気になっていましたが、原曲の良さを殺さずファンからしても納得のアレンジでした。


その次に「赤い約束」、「MEGUMI ~ありがとう~」、「ひとしずく」の三曲の組曲で締めくくりました。




ステージは物語のキーとなる“血”の深紅色のライトアップ。『よあけな』の落ち着いた雰囲気とは違い、瑛里華、孝平の情熱的な想いが伝わってくるステージでした。





コンサート第一部のトリは、『大図書館の羊飼い』

第一部のトリを飾ったのは、まだまだ記憶に新しい最新作『大図書館の羊飼い』


大図書館の羊飼い
<出典:www.amazon.co.jp>



学園でまことしやかに存在がささやかれる謎の“羊飼い”をめぐる図書部の物語です。

今回演奏の中心となるのは、数々のボーカル曲のオーケストラアレンジで構成された「組曲『シープメドレー』」

作品の中で“羊飼い”をめぐり図書部が奔走するシーンなどがありありと思い出されます。

第一部最後の曲は、TVアニメで御園千莉の曲として流れた「夜空のステアーズ」
羊飼いたちに見守られながら、それぞれの未来へと歩んでゆく図書部の仲間たちの姿が思い出される演目でした。


tosyo
<出典:http://gs.dengeki.com/>




第二部 壮大な物語の『穢翼のユースティア』そしてクライマックス

重厚な世界設定と物語が魅力の本作品。『穢翼のユースティア』
人類最後の都市ノーヴァス・アイテル、滅びを迎えつつある人類と天使をめぐる壮大な物語。



穢翼のユースティア
<出典:www.amazon.co.jp>




この作品こそ一番オーケストラ映えしたタイトルだったのではないでしょうか。東京オペラシティの大きな魅力のひとつであるパイプオルガンも演奏に組み込まれており、原作の厳かな雰囲気があますところなく表現されていました。

まずはパイプオルガンの独奏で「Kanon -カノン-」が演奏されました。

ホール二階に鎮座する巨大なパイプオルガンの演奏中に舞い落ちてくる白い羽の演出と神秘的な音色が鳴り響く様はとても幻想的でした。


yu-sute
<出典:http://gs.dengeki.com/>




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<出典:http://gs.dengeki.com/>





最後の曲目は「Travelling August -Bloomy-」。オーガストの次回作『千の波濤、桃花染の皇姫』のメインテーマに始まり、『Princess Holiday ~転がるりんご亭千夜一夜~(『プリホリ』)』『バイナリィ・ポット』『月は東に日は西に』をも含む楽曲が組み込まれたオーガスト作品の集大成といえるメドレーで、最後を締めくくるにふさわしい演目でした。


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<出典:http://gs.dengeki.com/>




作品の中での音楽というものは、時が経ったとしても聴くだけで鮮明にその作品の情景などが思い出されます。

今回の公演で懐かしの作品から最新の作品達すべてが素晴らしい演奏とともに鮮やかに彩られたことで、ゲームやアニメを観たファンの方は楽しかった、泣けた、ハラハラしたなどの感情が一気に蘇ったことでしょう。




torabering
<出典:http://gs.dengeki.com/>





他にはない楽しみ方ができるオーケストラ

今回の『トラベリング・オーガスト2015 オーケストラ・コンサート in 東京オペラシティ』公演が終わり、やはり感じるのは「あの作品をまたプレイしたい、この作品もまたプレイしたい」という思いではないでしょうか。



次の公演ではおそらく次回作『千の波濤、桃花染の皇姫』の楽曲が軸となりそうですし、次回公演の開催に期待が高まる素敵なコンサートだったと思います。次回の公演までにオーガストの作品を一通りプレイして首を長くして待つことにしましょう!

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